タイタン
タイタン、とは
辞書的な意味では:
名詞
1 【ギリシャ神話】
a [the Titans] ティタン[タイタン]族 《Uranus 「天」 と Gaea 「地」 との子供の巨人族》.
2 [通例 t] 可算名詞 巨大な人,大力無双の人; 巨匠,大立物.
3 【天文】 タイタン 《土星 (Saturn) の第 6 衛星》.
形容詞
=Titanic.
となります。(あと、金属のチタンもこの派生用語ですね。)
私の故郷香川県では
タイタン、あるいは、たいたん(炊いたん)、すなわち、「炊いた(煮た)もの」という意味で使われます。
例)大根のたいたん(大根の煮物)
年末年始に帰省しておりまして、久々に故郷の言葉を聞いたり口に出したりすると不意にその言葉がほかの地域の方にどう聞こえるだろうかと夢想することがあります。学生時代に全国共通の言葉だと信じて使っていた言葉が実は方言でまったく通じていなかったという経験があったことが良い教訓になっているのでしょう。(例えば、讃岐弁では「つらい、しんどい」という意味で「えらい」と言うのですが、ほかの地域の方にとってはもちろん「えらい」=「偉い」ですよね、通じるわけがありません。)
東京に戻ってからまだ1週間しかたっていませんが、少し食べたくなってきました。いろいろなたいたん。