Undevelopped Negatives

未現像の雑感を慎ましく綴ります。

 
 
 

コロナウィルス感染症と他の疾病との比較表

比較表との付き合い

ビジネスロイヤーと比較表はとても親しい関係です。依頼者への情報提供の際、あるいは、自分自身の理解を整理するために類似する概念をpros/consを交えながら整理することがよくあります。しかし私が最も過去に比較表を作った頻度が高かったのは金融庁に出向していたときでした。

当局と比較表

私が勤務していた部署はいわゆる企画・立案に関する部署で、金融に関する各種規制の比較表を大量に生産しておりました。特に重要なのは、情報の正確性はもちろんなのですが、要点と一覧性(一枚にまとまっていること)でした。役所のような意思決定に多くのプロセスを要する組織においては重要な情報が簡潔に整理されたペーパーというものがとても重要だからです(必要な情報はその場で聞かれたときに提示する)。もともと図表を交えたスライドの作成能力などプレゼンテーションに関するリテラシーの低かった私ですが、ポンチ絵の作成を通じて随分と良いトレーニングの機会を頂いたものだと振り返って実感しています。

本題

さて、本題です。SNS経由で知った、コロナウィルス感染症と他の疾病等(インフルエンザ、かぜ及びアレルギー)との症状の比較表(COVID-19 SYMPTOMS vs. Flu, Cold & Allergies)というものが有用かと思いご紹介します。米ミネソタ州のカーヴァー郡の当局が公表しているもので信頼性の高いものと思います。高熱、咳、息切れが揃うとコロナウィルスの線が濃厚なようですが、現在は季節外れに寒い日が多く、花粉症の方も多いでしょうから、体調が良くなくても医療機関を利用するか悩ましいところですよね。志村けんさんも自宅での療養期間が長かったため症状の悪化を招いたとの情報がございますので無理のし過ぎは禁物です。正しい情報をもとに適切な行動を心がけたいと思います。

こんなものも

米オハイオ州の保健局が作成したビデオ。3密を避けることの重要性をわかりやすく動画にしてくれています。

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