Undevelopped Negatives

未現像の雑感を慎ましく綴ります。

 
 
 

クレジットカード百花繚乱

クレジットカード戦国時代の到来

最近、様々なクレジットカードが登場しています。従来のクレジットカード番号や有効期限が表面にエンボス加工され裏面にセキュリティコードが記載された形態から、大きく変化を遂げています。

例)エンボス加工を廃した薄型のクレジットカード

例)決済時の盗み見防止の観点から、カード番号、有効期限、セキュリティーコードなどをすべて裏面に集約したカード

例)カード番号、有効期限、セキュリティコード、名義人氏名などの情報を排除したナンバーレスカード

例)物理カード自体を廃したカードレスタイプのクレジットカード(もはやこれをカードと呼んでよいかはさておき、ルール上はカードのような物に限らず、番号、記号その他の符号を付与する場合も同様に規制されます)

異色のカードも

個人的に最も注目しているのは、某大手信販会社が取り扱いを開始した、トラッキング機能付きのクレジットカードです。いわゆる追跡タグを内蔵したクレジットカードで、所在地をスマートフォンで探したり、音を鳴らして(つまりスピーカー内蔵!)所在を探ることができるという画期的なカードです。一定期間ごとに内臓バッテリーに充電する工程が必要となるそうですが、ものをなくしやすい私のような人間にはとてもありがたい機能です。

キャッシュレス決済の視点に伴ったQRコード等の決済手段の休息拡大が一段落し(大規模なキャンペーンも終息しつつあります)、伝統的なクレジットカードへの回帰の動きもみられるところです。数年前とは物理的にも大きな変革を遂げているクレジットカードの動向は大変興味深いですね。

※ちょうどキャッシュレス決済に関する研修資料をアップデートしておりましたらこのようなテーマに触れることとなりまして、備忘までにメモを残すこととしました。

WorkGo Fujii