Undevelopped Negatives

未現像の雑感を慎ましく綴ります。

 
 
 

Webinar

ウェビナーとは

ウェビナーとは、ウェブ上で開催されるセミナーのこと(Web + Seminar)です。オンラインセミナーという表現の方がより一般的かもしれません。

この数ヶ月で各種分野のリモート化、省力化、IT化が著しい速度で進んでおります。研修やセミナーも同様で、過去の受講した写真教室の案内から法律系のセミナーまでウェブ配信の案内が毎日のように多く寄せられています。一定の機材あればだれでもウェブ配信や受講ができるというのは大変便利ですよね。

配信する側の悩み

現在、企業内研修やセミナー・講演のご依頼をいくつか頂戴しており、鋭意準備を進めているのですが、そのなかのいくつかはウェビナー形式です。過去には講演主催者よりを録画して当日参加できなかった方に配信するというご提案があり、会場での不穏当な表現をカットする編集作業を行うという貴重な経験をさせていただいたこともあります。よく自分の声を録音して聴いてみると普段自分自身が聴いている・想像している自分の声と異なっていて不思議な気持ちになるという話がありますが、動画だとより一層違和感がありますね。鏡に映った自分も視点が固定されていて像も歪んでいるので本来の(他者の視点から見える)自分と相当違っているということですからさもありなんというところです。

ウェビナーに登壇するという場合、良くある形式は、セミナー会場で講演する様子を同時配信するというケースだと思うのですが、最近は無観客状態で録画・配信するというケースも増えてきています。同じ演目でも当日の参加者の表情を見ながら時間配分を変えたり休憩のタイミングをずらすことがありますから、後者のように参加者の方の表情が見えない状況で講演するというのはなかなか難しいものです。

さらに現在増えてきているのが、講演者自身が自ら録画をして主催者に届けるという形式です。無観客のセミナー会場で登壇することと本質的に差はないと思うのですが、重要な違いがひとつあります。それは機材の設定や会場設営の手順です。2時間から3時間の録画をすべて自らの責任で滞りなく実施するというのはかなり勇気がいります。自宅で収録するとしてどのアングル・場所で録画すれば生活感を消せるかも要検証です。うっかり大変なものが映り込んだらどうしましょう。。

そういうわけで、資料の準備以上に収録することへの不安が先行しているのですが、これを機にウェビナースキルを向上させて業務に生かしていきたいと決意を改めている今日この頃なのでした。

WorkGo Fujii