Undevelopped Negatives

未現像の雑感を慎ましく綴ります。

 
 
 

コネクション

秋の夜長に時代劇

ある日の深夜、BGM代わりにインターネット配信の動画を流して作業をしておりました。すると、江戸時代を舞台にしたと思われる時代劇風のプログラムが始まりましたのでそのままにしておりました。宿場の炊事場で働く女性と、宿泊客らしき若い女性が会話を始めました。

「ところで○○の関所を通るのにお尋ね者の男が女装をしてやり過ごせるもんですかね」

「お役人の感を甘く見ちゃいけないよ。簡単に騙せるわきゃないさ」

という感じで。なるほど、この宿泊客の女性にはおそらくお尋ね者の男性同行者がいて二人で江戸から関所を超えて逃げようとしているのだな、そう思いながら作業を続けておりました。

すると、若い宿泊客の女性が言ったのです。

「やっぱり何か良いコネでもないと無理ですかねぇ」

コネ?捏ね?

何かの聞き間違いかと思いましたが、問題の発言場面に戻って再度聞いてみたらやっぱりはっきりと口にしていました。コネと。コネ、とはもちろんコネクションの略語ですが、脚本家の方はコネ=捏ね(手捏団子的な?)と勘違いしていたのでしょうか。伝手(つて)と同義で使ったつもりだったのでしょうか。演者の方の迫真の演技が面白さに拍車をかける、そんな時代劇の一幕でした。

コネクション

本来的な意味のコネで申し上げますと、ありがたいことに、お付き合いのある方から3件ほどセミナーのご依頼を頂戴しました。開催日が近づきましたらご案内したく思いますが、少しづつテーマが異なっておりまして、準備には相応の時間を要する見込みです。資料の作成は自分の理解を整理して可視化する良い機会なのですが、1回3時間程度のセミナーで利用する資料を準備するというのはなかなかに骨のある作業ですから、なんとか時間を探さなくてはなりません。また面白い動画に出会えると嬉しいのですが。

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