リモートワークで広がる可能性
呼称色々
リモートワーク、テレワーク、WFH(Work From Home)など表現は様々ですが、世間を騒がせている例の新型ウィルスの影響もあって、在宅勤務を推奨する企業が増えてまいりました。一部企業は推奨を超えて「原則在宅勤務」としているようです。
私の場合
私は現在のところ個人事務所で勤務しておりますのでどこで執務をするも自由ですから、在宅勤務も何もないわけであります。が、在宅勤務のむずかしさを感じることがあります。
① 寛ぐことに最適化された環境
自宅ですとベッドがすぐそこにあります。自宅でスーツを着るのも変ですが他方で長年の癖で仕事着(せめてシャツ&ジャケット)を着ないとスイッチが入りにくい気がしてしまいます。
② 気軽に歩き回るスペースの不足
考え事をするときによく歩き回る癖があるのですが、自宅や自宅があるフロアでは明らかに歩くスペースが狭くて、畢竟、同じ場所をぐるぐると歩き回ることになってしまいます。ご近所のうわさになってしまいますわねホホホ
③ 脆弱なオフィス機能に起因する作業効率の低下
文献の少なさ、モニターの不足、粗悪なプリンター、作業スペースの狭さなどが悩みの種になってしまいます。最初から在宅作業中心の自宅レイアウトにしておけばよかったのですが、寛ぎの場に作業スペースを組み込むとうまくいきません。快適なオフィス環境のありがたさを身にしみて感じるわけであります。
ノマド的働き方が難しいと感じる理由
作業スぺース、とりわけモニターという作業スペースが狭いと私はどうにも作業がはかどりません。できればデュアルディスプレイ(+ラップトップのモニタ)を活用して関係する書類を一覧できる状態で作業したいと強く感じます。デュアルディスプレイが一般的でなかった時期はどうしていたか?・・・答えは簡単で、プリントして複数の書類をハードコピーで参照しながら作用していたんですよね。そう思うと、コミュニケーションが業務の中心の方、自分の思考を目の前の文章に整理することが業務の中心の方などはノマド的働き方を追求しやすく、他方で私のような複数書類を参照しながらのペーパーワークが中心の人間にはノマド的働き方や在宅勤務はあくまで代替手段の域を超えないもの、ということになってしまいそうですね。そういいながらも実際はかなり在宅勤務で同様のペーパーワークをなさっている方も数多く知っているので私がオールドタイプなだけなのかもしれません。。
なかなか手が回らない状況ですが、タイミングを見計らって在宅勤務の環境整備に努める時期が来ているようです。