Undevelopped Negatives

未現像の雑感を慎ましく綴ります。

 
 
 

スマートウォッチの落とし穴

とある試験にて

先日、とある資格試験を受験しました。数年前に外務員試験を受験した際にこれが人生最後の資格試験かもしれないと感慨深く思っていたのですが、人生とは思いもよらないもので別の試験を受験する機会に恵まれました。

試験会場で着席すると、受験上の注意について記載されたペーパーが配られておりました。試験開始までに熟読するよう支持がありましたので、ざっと目を通してみますと….「通信機能を有する時計は着用禁止」と記載されておりました。

あわてて腕時計に目をやります。スマートウォッチ。明らかに通信機能を有します。これはまずいと急いで外してバッグに収納しました。あやうく不正行為として受験資格を失うところでした。おそらくBluetoothを切って通信できないようにすることでもよかったのかもしれませんが、李下に冠を正さずの姿勢で臨むことが得策と考えました。

こういうときのためにもアナログウォッチは処分せず持っておいたほうが良いですね。ちなみに私は手巻きの機械式時計が好きです。時間の正確さはデジタルやクォーツに劣りますが、毎朝ゼンマイを巻く際に今日は会議があるので2分進めておこうかという感じで時間を自ら律する感覚を養うツールとして活用できるように思うのです。

余談

試験会場には遠くに壁掛けの時計があったのですが、あまりにも遠くて分針を正確に読み取ることができないというなんとも悲しい事態に。試験中はとにかく時間切れにならないように意識してなんとか事なきを得ました。試験結果の発表は年明けのようです。どうか合格しておりますように。

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