怪奇現象
宅急便
先日、とある地域の特産品が送られてきました。いわゆるブランド米というのでしょうか、知名度の高いお米です。昨年末にふるさと納税を行った地域からの返礼品でした。
開封の儀
かなりの重量があったため台車に乗せて自宅に運び、滞りなく開封の儀を執り行いました。手書き風のあたたかいメッセージとともに、製品袋に入った5kgの白米と、透明な袋に入った2~3kgの白米。定かではなかったものの、こちらの返礼品は期間限定で何キロか通常より増量中であったようなおぼろげな記憶もあり、ありがたいことだと2つの袋を段ボール箱から取り出し、キッチンに運びました。(毎度のことなのですが、こういうときに段ボール箱は後日処分でよいかと玄関に置きっぱなしにしてしまう…私の悪癖でございます。)
怪談であるところの後日談
数日後の夜中、就寝直前にふと思い出し、そろそろダンボール箱を破棄しなければと考えて玄関に転がっていたそれを拾い上げたその時、怪奇現象が起こりました。
ずっしりと重かったのです。
危うく腰を痛めるところでした。空のはずのこの段ボール箱に一体何が入っているのが…おそるおそる閉じていた箱を開けてみると…
5kg と書かれた米袋が入っておりました。
10kg(+α)の品を元々選んでいたようです。自宅まで台車で運んだので正確な重さを把握していなかったことが原因だとと思います。5kg+2~3kgの米袋を取り出したところで勝手に箱が空になったと思いこんでいたのです。取り出したはずの米袋、英語でいうとrice bag?、が同じ場所にあった…身の毛もよだつ怪奇現象です。
以上現場より報告いたしました。