〆切り延期のジレンマ

講演資料作成の難しさ

社会情勢の影響もあり一部延期などございましたが、6月、7月、8月と、月に1回のペースでセミナーなどに登壇する機会を頂戴しています。大変ありがたいことなのですが、資料作成に思いのほか苦戦しております。と申しますのも、参加者の皆様にできる限り最新の情報をご提供しようと調査など進めておりますと、どうしても「どの時点までの情報を資料に含めるか」という問題に直面するからです。

金融・証券規制関係という規制動向の変化や情報の陳腐化が激しい分野をテーマとした登壇が多いものですから、できる限り資料提出の直前まで情報収集に努めておるのですが、内容が確定した直後に思いもよらぬ最新情報が舞い込んできて悔しい思いをすることがります。このような場面では当日口頭で補足しようとその場では考えて納得するのですが、大抵当日にそのことを失念してしまうという、過去繰り返された哀しい記憶が脳裏をよぎります。

延期はうれしい！？

セミナーが延期されると、資料提出の〆切りも延期されますので、準備時間の確保という意味では有り難い側面もございます。しかし、実際は…大抵後悔いたします。重要な最新情報が過去の情報になってしまい、かつ、新たな情報収集・分析を要することが多いためです。

現在、4月から8月に延期された資金決済法をテーマとしたセミナー用の資料作成を進めているのですが、とても動きの早い分野なものですから、アップデートに苦慮しております。〆切りまであと2週間、大きな動きがありませんように。。

なお、明日7月17日は日本証券業協会様主催のコンプライアンス実務講座に登壇予定です。参加下さる皆様、会場でお目にかかれることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。