波の行方

キャッシュレス決済の波

消費者還元事業やマイナポイント施策を通じて強力に推進されてきたキャッシュレス決済ですが、加盟店舗側の動きは必ずしも消費者の動向と一致してない場合があります。例えば導入コストや技術的な制約を原因として大手の小売店であっても対応に消極的となる場合があります。ここ最近、キャッシュレス決済ビジネス・規制に関わる業務に携わることが増えてきており、その背景に多少なりとも接する機会が多いものですから、そのような小売店があることもむべなるかなと思うわけであります。

それとは別の観点から…

そのような業務上の視点とは別に、いち消費者としての私にとっては早くキャッシュレス決済を導入してくれないかなと心待ちにしていたお弁当屋さんがありました。スマートフォン又はスマートウォッチでの精算ができれば財布を持たずに買い求められますので、早く導入して欲しいと長年思っていたのです。そしてその店舗がつい最近各種キャッシュレス決済に対応した端末を設置していることに気づきました。やはり店舗に足を運ぶ回数が増えますね。ソーシャルディスタンスが定着した現在の社会にもとても整合的だと思います。

あとは近所のあの老舗ベーカリーが対応してくれたらもっと便利になるのに、と心のなかで次のWatch対象に的を絞るのでした。