Undevelopped Negatives

未現像の雑感を慎ましく綴ります。

 
 
 

ビデオ会議とアクシデント

ビデオ会議と電話会議

ビデオ会議、皆さま活用しておられるでしょうか。電話回線を用いてのビデオ会議はかつて海外とのやり取りでしばしば使われておりましたが、接続の際のトラブルが多く安定感にかけていた(そのため会議前の30分前に担当者感で接続チェックなどをすることもありました)ことと非常に高額であった(しかし海外出張よりは安価)ことでフラストレーションの多いものでした。

しかし現在はネットワークを介して同一アプリケーションを用いたビデオ会議が安定的かつ安価に利用できます。更にソーシャルディスタンスが浸透するに従って物理的に対面で対話せずとも必ずしも礼を失する事とならないという理解が広まり国内の保守的な業界においても違和感なく受け入れられているものと思います。

アクシデント?

同時にあらゆる会議をビデオ会議で済ませるという環境はここ数ヶ月で広まってきた(少なくとも私の接点のある方々にとっては)ものと思いますので、時々アクシデントも発生します。家族やペットの予期せぬ乱入(概ね場を和ます微笑ましいものですが、最近は特に気にならなくなってきました、順応しているということですね)、映り込むべきでない物品の映り込み(詳細は避けます)、想像力を掻き立てる画面外の音声の流入, etc., etc…

ではwebカメラを切って音声だけにするという方法はどうでしょうか。名以上の会議では不都合が生じます。お互いの表情が見えないために意図せず同時に発言してしまうケースの多発です。議長役と申しますか、ファシリテーターが発言者を仕切るような会議であればあまり問題は生じないのですが、同僚やビジネスパートナー同士の議論の場では時に摩擦を生じさせることも。我々が如何に「仕草」や「表情」という資格情報に頼って円滑なコミュニケーションを行ってきたのかを痛感させられます。

そんな事を言いながら昨日は、友人らとの私的な集まりでしたが、カメラと音声を切ってコーヒーを入れながら会議に参加していたのですけれど。皆さま、アクシデントには十分お気をつけくださいませ。

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