電車内の惨事

阿鼻叫喚地獄

本日の通勤時間帯、乗車率ほぼ100％の地下鉄車両内にて、腕のあたりにヒヤッとした感触あり。よくみると赤いジェル状の物質が、手の甲、腕、Tシャツに飛び散っておりました。近くで読書をしていた小学5・6年性くらいの少年と目が合い、何か飛んできましたよね、とお互いつぶやく…に数秒遅れて異変に気付く乗客。車両内は阿鼻叫喚の嵐。

原因

ドア付近に今回の惨事の原因となった物品を発見。パキッと折ってケチャップとマスタードをワンタッチでホットドックなどに塗れるアレがありました。乗降する際にだれかが勢いよく踏みつけて内容物がスプラッシュしたのだと予想。早朝からTシャツが深紅のドット柄になったのは大変残念ですが、本や一張羅が汚れてしまった方々の心中は察するに余りあります。きっと背中に付いたケチャップやマスタードにお気づきでないまま出社して同僚に指摘される方もいらっしゃることでしょう。

すかさずケチャップとマスタードがまだ残ったアレを車両外に蹴り出し、一応の仕事を果たしました。負の連鎖を断ち切ることで社会貢献をしたと自分を慰めたのでした。