米DOLの声明:新Fiduciary Rule
DOLの声明
2020年6月29日、米労働省(Department of Labor/DOL)は、退職金口座保有者等に対する投資アドバイスに関するfiduciary dutyの強化に関するルールについて、改めて整備を行う旨を公表しました。同ルールの前進であるいわゆるFiduciary Ruleは、2018年に連邦裁判所によって無効と判断されたものですが、内容を改め再度ルール化を目指すというものです。
SECの施策との関係
個人投資家保護のための動向としては米SECが策定したRegulation Best Interestが既に施行されており、米国の証券業界においては対応コストが増加する厳しい状況が続いておりますが、日本も含めて個人投資家保護の潮流は当面維持されそうです。