Undevelopped Negatives

未現像の雑感を慎ましく綴ります。

 
 
 

危機一髪

不審なSMS

先日、携帯端末にショートメッセージが届きました。国税からの連絡で、再三の督促にもかかわらず税金の納付が遅れている、これが最終通告である、指定日までに納付がない場合は差押えなどの処分を行う、というものでした。必要な納付手続は済ませているのでそんなはずはない、と考えて念のためe-taxに何か連絡が来ていないかと確認しようとしたのですがちょうど帰省中でログインに必要な情報が手元になかった…という状況がことを悪化させました。未納付の金額がさほど大きくなかったことや国税を真似て割と精巧に作られたウェブサイトに誘導されたこともあり、納付手段として指定されていたプリペイド方式での納付をしかけておりました。ただ書面での督促もなかったしプリペイド方式以外の納付手段(クレジットカードなど)がメンテナンス中ですべて利用不可となっていたり、何より誘導された国税のサイトのリンクがあまりにも不審だったので、頭を冷やしてウェブ検索してみました。そうしましたら出て来る出て来る…国税を騙った詐欺メールだったようです。本来なら気づいてしかるべき状況でもいくつかの条件が重なると正常な判断ができなくなることがある、そういう貴重な経験をいたしました。

顛末

詐欺メールに騙されて支払ってしまう手前で気づいたものの、プリペイドカード(これ自体は正規の大手事業者のサービス)にチャージをしてしまっておりました。この数万円分のプリペイド残高をいったいどうすべきか… 某国際ブランドの加盟店であれば利用できるようなのでECサイトでの購入時に利用しようと思いますが、すぐに必要なものがないもので、うっかりこのまま利用を忘れてしまわないかということが目下の悩みです。皆様もくれぐれもお気をつけて。

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